ギター初心者~中級者の方で、自宅にあるノーブランドギターを手放したいけれど、「ブランド品じゃないギターなんて売れるのかな?」と不安に思っていませんか。
結論から言えば、ノーブランドギターでも買取してもらうことは可能です。ただし、有名ブランドのギターとは違ったポイントに注意する必要があります。
本記事では、ノーブランドギターの買取について以下の内容を詳しく解説します。
- ノーブランドギターとは何か? ブランドギターとの違いや特徴
- ノーブランドギターは買取可能か? 売却できる場所や一般的な傾向
- ノーブランドギターの買取相場 – 価格帯や種類別の目安、具体的な売却例
- ノーブランドギターを高く売るコツ – 手入れ・メンテナンス方法、写真や売り方の工夫
- おすすめの買取サービス – ノーブランドギターを買い取ってくれる主な業者の紹介(当社のサービス含む)
初心者の方にも分かりやすいように、見出しごとにポイントを整理しながら丁寧に説明します。ノーブランドギターでも上手に売ればお小遣いになりますので、ぜひ参考にしてください。
ノーブランドギターとは?ブランド品との違い

まずノーブランドギターの定義を確認しましょう。一般に、メーカー名やブランドロゴが入っていないギターをノーブランドギターと呼びます。ギターヘッドやラベルに有名メーカーの名前が書かれていないギターは、一見して出所や品質が判断しづらいですよね。
一方、フェンダーやギブソン、ヤマハといったブランドギターは、メーカーの知名度や信頼性があるため中古市場でも人気が高く、一定のリセールバリュー(再販価値)があります。ブランド品の場合、型番やモデル名からおおよその中古相場を調べることもできます。しかしノーブランド品は相場が読みづらく、買い手にとって品質の当たり外れが大きい傾向があります。そのため、どこのメーカーか分からないギターは中古で買い取ってもらいにくいという欠点があります。
ただし、「ノーブランド」と一口に言っても幅広いケースがあります。たとえば:
- 安価な入門用ギターセットのギター: 大手メーカーではない工場が生産した低価格モデル。ブランド名があっても無名に近い場合や、ブランド表記自体がない場合があります。
- 自作・個人工房のギター: 個人のルシアー(製作家)や小規模工房が作ったオリジナルブランドのギターも、知名度が低ければ実質「ノーブランド」扱いになることがあります。品質は高くても市場での評価基準が難しいケースです。
- 古い国産ギターの一部: 1970年代前後の国産ギターには、工場生産でブランドを付けずに出回ったものや、ブランドラベルが剥がれて不明になった中古品も存在します。
このようにノーブランドギターといっても玉石混交です。
有名ブランド品との違いは、ひと言でいうと「ブランドによる付加価値がないこと」です。ブランド名がない分、純粋にギター本体の状態やスペックだけで評価されることになります。そのため、後述するように買い取り店の見る目によって査定額に差が出やすい点に注意しましょう。
ノーブランドギターは買取してもらえるのか?

結論から述べると、ノーブランドのギターでも多くの場合は買取してもらえます。
実際、リサイクルショップや楽器店、宅配買取サービスなど様々な業者でノーブランドギターの買取実績があります。「ブランド不明の安いギターだけど売れるのかな?」という心配はよくありますが、状態が良ければ買取対象になるケースが多いのでまずは査定に出してみる価値があります。
ただし、買取可かどうかはギターの状態によります。 大きな故障があったり、修復不能な破損があるギターは買取不可になる場合もあるので注意しましょう。逆に言えば、傷や汚れはあっても演奏に支障がない程度なら買取してもらえる可能性は十分にあります。例えばホコリをかぶって放置されていたギターでも、後述するように掃除して綺麗にすれば査定に出せることが多いです。
ノーブランドギターはどこで売れるか?
ノーブランドギターを買い取ってもらえる代表的な場所としては:
- 総合リサイクルショップ
ハードオフやセカンドストリートなどは、ギター専門ではありませんが全国展開しており、ノーブランド品含め幅広い楽器を取り扱っています。実際にハードオフでは「どこのメーカーか分からないギターでも積極的に買取っている」と公言しています。過去に他店で売れなかったノーブランドギターをハードオフに持ち込んだら買い取ってもらえた、という声もあるほどです。 - 楽器専門店
島村楽器やイシバシ楽器などの大手楽器店でも中古買取を行っています。ただし、店舗によっては有名ブランド品に限っていたり、ノーブランド品の査定に消極的な場合もあります。とはいえ「マイナーなブランドやノーブランドのギターでも思わぬ高価買取になる可能性があるので一度査定に出すことをおすすめします」といった専門店のアドバイスもあります。専門知識のあるスタッフが在籍する店なら、無名でも価値あるギターを見逃さず評価してくれるでしょう。 - ネット宅配買取サービス
楽器専門の宅配買取業者や、ブランド総合買取サービス(例:買取王子、バイセルなど)では、ノーブランドのギターも査定対象に含めています。ブランド名が不明な場合でも、まずは問い合わせれば対応してくれる業者が多いです。宅配キットを送ってもらい自宅から発送する形で手軽に査定依頼できます。
以上のように、ノーブランドギターだからといって買取を断られるわけではありません。むしろ「売れるかどうか分からない…」と自宅で眠らせておくほうが勿体ないと言えます。実際に「ノーブランドでも売れるチャンスがある」ことは専門のコラムでも指摘されています。まずは気軽に査定だけでも出してみて、買取可能かどうか確認することが大切です。
ノーブランドギターの買取相場はどのくらい?

次に気になる買取価格の相場について見ていきましょう。ノーブランドギターの場合、有名ブランドの中古に比べると総じて買取価格は低めになる傾向があります。具体的にどれくらいかというと、もちろん状態や種類によって幅がありますが、数百円~数千円程度がひとつの目安です。
ある中古データでは、「ノーブランドギター」の平均落札価格は約1,000円という結果も出ています。
これはネットオークションで実際に取引された価格の平均ですが、驚くほど安いですよね。実際、中古市場ではノーブランドの安いギターは1,000円前後で取引されることが多いようです。店舗買取の場合、そこから販売利益を引いた額が提示されるため、お店での買取額は数百円程度になってしまうケースも珍しくありません。たとえば、実際に「近所のリサイクルショップに持ち込んだら買取額500円と言われてショックだった」という体験談も見られます(※ユーザーの声)。
もちろん、すべてのノーブランドギターが一律に安値というわけではありません。状態が良ければ1,000円~2,000円、付属品完備ならもう少しプラス、といった具合に数千円程度で買い取ってもらえる例もあります。特に初心者向けの入門ギターで状態が良いものは、中古で手ごろな練習用を探す人に需要があるため、3,000~5,000円前後で店頭販売されることがあります。それを踏まえると、買取額としては1,000~3,000円程度が期待ラインと言えるでしょう。
一方で、例外的に高値が付くノーブランドギターも存在します。以下はオークションでの実例です。
- 特殊な材質・デザインのギター
透明なアクリルボディの個性的なエレキギターが、約4~5万円ほどで落札された例があります。ブランド不問でもデザインに魅力があれば中古でも人気が高く、思わぬ高額になるケースです。 - 高品質パーツ搭載のギター
海外製のノーブランドエレキに有名メーカー(EMG社など)の高級ピックアップを搭載したものが、18万円以上で取引された例もあります。ここまで極端なケースは稀ですが、良質なパーツや木材を使っているギターは無名でも評価される可能性があります。
このように、ノーブランド=価値ゼロではないことは知っておいてください。実際、「ノーブランドまたは個人工房製のギターは、きちんとスペックで評価できる買取専門店を選びましょう」という専門業者からのアドバイスもあります。安価なギターでも改造して高級パーツが付いている場合や、作りがしっかりして音が良い場合には、正当に評価してくれる買い手さえ見つかればそれなりの値段が付くこともあるのです。
買取相場まとめ
一般的なノーブランドギターの買取額は「ほぼゼロ~数千円」と幅広く、状態次第で変動します。ほとんど値段が付かないこともあれば、「これでそんな値段になるの?」という掘り出し物的なケースもあります。大切なのはギターのコンディションをできるだけ良くしておくことと、適切な買取先を選ぶことです。この後の章で、具体的な高く売るコツや買取先の選び方について詳しく解説します。
ノーブランドギターを高く売るためのコツ

ノーブランドギターでも、ちょっとした工夫で査定額をアップさせることができます。ここでは少しでも高く売るためのポイントを7つ紹介します。どれも今日から実践できる簡単なコツなので、査定に出す前にぜひチェックしてみてください。
- ギター本体を綺麗に掃除する
ほこりや汚れだらけの状態だと、査定するスタッフにも大事にされていない印象を与えてしまいます。査定前にはギターを軽くお手入れして清潔な状態にしましょう。 柔らかい布でボディの汚れを拭き取り、指板のホコリも軽く除去します。汚れを落として見た目が良くなると、「きちんとメンテナンスされている」と判断され査定金額がアップする可能性があります。実際、査定担当者からも「ほこりを落として綺麗にしておくと査定を進めやすい」とのアドバイスがあります。 - 弦を張り替えておく:
古いサビだらけの弦や、切れたままの弦が張られていない状態だと、どうしてもマイナス印象です。数百円程度の安価なもので良いので新品の弦に張り替えてから査定に出すのがおすすめです。実際「弦なしではジャンク品扱いされるリスクがあるが、安いノーブランド弦でも張ってあれば高額買取が期待できる」という指摘もあります。弦を新品にすることで楽器屋さんのスタッフも好印象を持ってくれますし、チューニングして音出し確認をその場でしてもらえる可能性も上がります。 - ステッカーやシールは可能なら剥がす
ボディにバンドのステッカーを貼っていたり、ペイントで落書きしてあると評価が下がりやすいです。見た目の好みは人それぞれですが、中古品はできるだけノーマルな状態の方が次の買い手に好まれます。 塗装を傷めず剥がせるようであれば、査定前にステッカー類は除去しておきましょう(シール剥がし剤などを使い、跡が残らないよう注意)。綺麗に剥がせない場合は無理に剥がさず、そのまま伝えても大丈夫です。「ステッカー有り」は減点要素ではありますが、無理に剥がして塗装を傷つけるほうがマイナスになるためです。 - 付属品はできるだけ揃える
ギター本体以外に、ケース・ソフトバッグ、アームバー、レンチ、ストラップ、ピック、説明書など購入時に付いていたものがあれば一緒に用意しましょう。付属品が欠けていると「後でパーツを取り寄せる必要がある」ために買取価格は安くなる傾向があります。逆に言えば、失くしていたアームや六角レンチが後から見つかった場合、それも一緒に持って行けば減額を防げます。特にケースは、純正品でなくても構いませんのでギターが入るなら付けたほうが印象が良いです(ハードケースの場合はプラス査定になることも)。保証書に関しては中古ではあまり影響しないと言われますが、他の付属品は「ないよりあるほうが良い」のは確かなので、できるだけ付けておきましょう。 - 複数の業者で査定を取る
ノーブランドギターの場合、査定する店によって値段が大きく異なることがあります。他店ではゼロと言われたのに別の店では買ってくれた、というケースもあり得ます。時間と手間に余裕があれば、一社だけで諦めずに複数の買取店に査定を依頼するのが賢明です。特に、楽器の専門知識がある業者とそうでない業者では評価ポイントが違います。楽器に詳しい専門スタッフがいるお店なら、ノーブランドでも価値をしっかり見極めてくれることが多いので、結果的に提示額が高くなる可能性があります。「ノーブランドだから安くて当然」と決めつけず、お店選びで損をしないよう比較検討しましょう。 - フリマアプリ・オークション出品も検討する
できるだけ高値で売りたい場合、自分で直接エンドユーザーに売る方法もあります。例えばメルカリやヤフオク!に出品すれば、状態によってはお店の買取額より高く買ってくれる個人が見つかる可能性があります。新品にこだわらず安く手に入れたい人はフリマやオークションで探すものですから、需要がマッチすれば思わぬ値が付くことも。ただし、出品・交渉・梱包・発送など手間と時間がかかるのも事実です。買い手とのやり取りや発送事故リスクなども考慮する必要があります。「多少安くてもいいから手間なく売りたい」なら買取サービス、「手間がかかってもいいから1円でも高く売りたい」なら直販、と自分の優先度に合わせて選ぶと良いでしょう。なお、フリマ出品する際も上記の掃除や写真の工夫は価格アップに直結します。背景をすっきりさせてギター全体像や傷箇所を丁寧に撮影し、誠実な商品説明を書くことで、信頼度が上がり高値落札されやすくなります。 - 売るタイミングにも気を配る
ギターの需要は季節やタイミングによって多少変動します。例えば新学期前や長期休暇前後は楽器を始める人が増えるため、中古ギターの需要も高まります。その時期には買取強化キャンペーンを行う業者もあります。また、楽器フェア開催時期やボーナスシーズン前後も中古市場が活発になる傾向があります。加えて、ギターは放置するとネック反りなど状態悪化のリスクがあるため、売ると決めたらできるだけ早めに動くのがおすすめです。時間が経つほどコンディションが下がり価値も下がりかねないので、「売ろうかな」と思ったその時がベストタイミングと心得ましょう。
以上のポイントを押さえて準備すれば、ノーブランドギターでも「1円でも高く売る」ことは十分可能です。大事なのは丁寧に扱ってきた証拠を見せることと、適切な売却手段を選ぶことです。
次の章では、具体的にノーブランドギターの買取を行っているおすすめサービスをいくつかご紹介します。買取店選びの参考にしてみてください。
ノーブランドギターの買取におすすめのサービス

ノーブランドギターを買い取ってくれる業者は数多くありますが、ここでは特に初心者~中級者の方に利用しやすい代表的なサービスを厳選して紹介します。買取方法(店舗持ち込み、出張、宅配)や特色はサービスごとに異なりますので、自分に合ったところを選びましょう。なお、実際にギター買取の利用者が多い人気業者としては、以下のような名前が挙がっています。
> ギター買取サービス利用者の例(アンケート)
- 買取王子(宅配買取) – 利用者41人
- ハードオフ(リサイクル店) – 利用者30人
- バイセル(出張買取) – 利用者28人
- セカンドストリート(リサイクル店) – 利用者26人
- 楽器の買取屋さん(楽器専門) – 利用者19人
- 島村楽器(楽器店) – 利用者19人
このように様々な業者が利用されています。それぞれの特徴を踏まえて、ノーブランドギター売却に適したサービスを見ていきましょう。
ハードオフ – ノーブランド品も積極買取の大型リサイクルショップ
ハードオフは全国展開する有名リサイクルショップで、楽器から家電まで中古品を幅広く扱っています。「ノーブランドのギターが売れる!」というキャッチコピーを掲げているほどで、どこのメーカーか分からないギターでも積極的に買い取ってくれるのが大きな特徴です。他店で断られたギターでも一度相談してみる価値があります。店頭持ち込みのほか、店舗によっては宅配買取や出張買取(楽器が大量にある場合等)にも対応しています。
- メリット: 全国に店舗があるため持ち込みしやすく、その場で現金化できます。ノーブランドやジャンク品でも買い取ってもらえる可能性が高く、「売れないかも…」と思っていたギターがお小遣い程度でも値段が付けば儲けものです。実際「ずっと家に置いてあったノーブランドギターをハードオフに持ち込んだら買い取ってくれた」という声も多くあります。
- デメリット: 買取金額は全体的に低めです。ハードオフは在庫回転重視・安価販売の傾向があるため、査定額もシビアになります。実際、あるアンケートでは買取後の満足度が5点満点中2.5点と低めで、「思ったより安かった」と感じる人が多いようです。ただしこれは裏を返せば「売れないと思っていた物でも買い取ってくれた」というケースも含まれるでしょう。とにかく処分したいけど捨てるのは惜しい…という場合に適した選択肢と言えます。
ハードオフはこんな人におすすめ
「近所に楽器専門店がない」「他にもまとめて色々売りたい不用品がある」「壊れかけだけど売れるものなら売りたい」という方です。ハードオフならギター以外にもアンプや楽器アクセサリ、さらには家電や古着なども一緒に持ち込めるので、断捨離ついでに利用できます。ノーブランドギターの処分先に迷ったら、まずはお近くのハードオフを覗いてみると良いでしょう。
セカンドストリート – 幅広い楽器を扱う総合リユースショップ
セカンドストリートもハードオフ同様、全国に店舗展開する大型リユースショップです。洋服や家具のイメージが強いかもしれませんが、楽器類の買取・販売にも力を入れており、ギターはエレキ・アコースティック・ベースからキーボード、DJ機器まで幅広く取り扱っています。ノーブランドギターももちろん査定対象です。店頭買取のほか、梱包キットを取り寄せて送る宅配買取や、自宅に来てもらう出張買取にも対応しています。
- メリット: 全国に約700店舗以上(セカンドストリート総合)あり、近隣で利用しやすいです。ハードオフと同じく他ジャンルの商品とまとめて売れる利便性があります。人気ブランドから無名の安ギターまで幅広く受け入れているので、「このメーカー知らないけど大丈夫?」と心配なギターでもまず断られにくいでしょう。店舗によっては楽器専門スタッフが在籍しているところもあります。
- デメリット: こちらも買取額は控えめな傾向があります。とくに傷が多いものや故障品は買取不可の場合もあるため、状態が悪いギターだと断られることも。ハードオフと比べると店頭在庫としての楽器量は店舗によりけりなので、値段がつかないと判断されるケースも考えられます。アンケートでは満足度2.31/5とハードオフよりさらに低い評価になっていますが、これも「状態が悪くて値段が付かなかった」ケースなどが含まれているのかもしれません。状態良好であれば適正には査定してもらえるはずです。
セカンドストリートはこんな人におすすめ
「近所にあるセカストで手軽に売りたい」「ギター以外にも売りたいものがある」「宅配買取で送りたいがどこに出していいか迷う」という方です。特に宅配買取を利用すれば、家から一歩も出ずに複数アイテムを一括査定してもらえるので便利です。公式サイトから申し込めば梱包キットも無料でもらえます。ノーブランドギターも含め、まとめ売りしたいときに重宝するサービスでしょう。
買取王子 – まとめ売りに強い宅配買取(ノーブランドOK)
買取王子はインターネットで完結する宅配買取専門サービスです。楽器に限らず、本・ゲーム・家電・ブランド品など非常に多くのジャンルの商品を買い取っています。ギターもカテゴリーの一つとして扱っており、ブランド不問でエレキ、アコギ、ベースなど幅広く査定してくれます。特徴は、ダンボール1箱に色々なアイテムを詰めて一括で査定に出せる点です。ノーブランドギターも他の売りたい物と一緒に送ってしまえるので手間が少なく済みます。
- メリット: 送料・査定料・手数料が全て無料で、申し込むと宅配キット(ダンボールや梱包材)を送ってくれるので手軽です。ネット申込み後は集荷を待つだけで完了します。買取王子はまとめ売りでボーナスアップキャンペーンを頻繁に行っており、一定点数以上を一度に売ると査定額に○%上乗せ、といった特典があります。不要品が複数ある場合に特にお得になるでしょう。また、ギターのように大きな品でも1点からちゃんと査定対象なので安心です。実際ユーザー数も多く、ギター買取の利用者数では全体トップクラス(200人中41人が利用)という人気ぶりです。買取後の満足度も比較的高く、「思ったより高く売れた」という声が多い(評価4.07/5)点も信頼できます。
- デメリット: 楽器専門店ではないため、ギターの専門知識という点ではやや劣るかもしれません。基本的には定価や中古相場をベースに状態減点するマニュアル査定と考えられます。希少価値のある無名ギターを持ち込んでも、それを見抜いて大幅プラス査定…といったことは期待しにくいでしょう。また、査定額に納得いかず返送してもらう場合の返送料は自己負担となる点には注意です(売るかどうか迷う品はあらかじめ概算問い合わせすると安心です)。
買取王子はこんな人におすすめ
「売りたい物が沢山あるから一括で送りたい」「近くに店がないのでネットで完結させたい」「査定に出すのに費用はかけたくない」という方です。ノーブランドギター1本だけでも丁寧に査定してもらえますし、他の不要品と一緒に送れば段ボールのスキマも無駄にしません。特に引っ越しや大掃除でまとめて処分したいときには強い味方となるサービスでしょう。
バイセル – スピード査定が好評の出張買取サービス
バイセル(BuySell)はテレビCMなどでも有名な総合買取サービスで、着物や切手の買取イメージがありますが、楽器類の買取にも対応しています。ギターも出張買取や宅配買取で売ることができ、ノーブランド品でも査定可能です。バイセルの強みは何と言ってもスピード対応で、問い合わせ後最短でその日のうちに自宅まで査定員が来てくれる迅速さです。また、買取金額にも定評があり、利用者からの満足度が非常に高いことが知られています。
- メリット: 最短即日で自宅に来て査定・現金化してくれるため、「すぐにお金に換えたい」「重いギターを持ち運ぶのが大変」という場合にぴったりです。査定員は全国に配置されており、予約も24時間受付しています。買取額についても柔軟で、他社の見積もりがあれば相談に乗ってくれるケースもあります。実際アンケート結果では満足度4.21/5と主要買取サービス中トップクラスとなっており、「思った以上に高く売れた」という評判が多いようです。ノーブランドのギターでも、ちゃんと使える状態であれば真摯に価値を見極めて価格を付けてくれるでしょう。
- デメリット: 出張買取中心のため、一度査定員が来るとその場での対応となります。提示額に納得できない場合でも、せっかく来てもらった手前断りづらい…と感じる人もいるかもしれません(もちろん断ってもOKですが心理的ハードルはあるでしょう)。また、ギター一本だけでも呼べますが、量が少ないともったいない気がするという声も。宅配買取にも対応していますが、その場合はスピード感は郵送日数分だけ落ちます。
バイセルはこんな人におすすめ
「とにかく早く売りたい」「家から一歩も出ずに売りたい」「対面でしっかり査定説明を聞きたい」という方です。ノーブランドギターでも動作確認しながら査定員さんが丁寧に説明してくれるとの口コミもあります。万一価格に納得できなくてもキャンセル料は無料なので、査定だけでもお願いしてみる価値はあります。即日対応エリアかどうかなど、まずは気軽に問い合わせてみると良いでしょう。
島村楽器 – 楽器店の安心感、下取りにも対応
島村楽器は全国のショッピングモール等に店舗を構える大手楽器店です。新品販売のイメージが強いですが、近年は中古楽器の買い取り・販売にも注力しています。店頭に中古専用コーナーを設けている店舗もあり、ノーブランドを含む中古ギターの買取も行っています。 特に「下取りサービス」が充実しており、島村楽器で新しいギターや機材を購入する際に、今まで使っていたギターを通常の買取よりも高めに下取りしてもらえる制度があります。
- メリット: やはり楽器専門店の安心感が大きいです。査定も楽器に詳しいスタッフが行うため、ギターの細かな仕様やコンディションを踏まえた説明を受けられます。提示額に納得すればその場で新しいギターの購入費用に充当できますし、買取のみでも現金受け取り可能です。下取りの場合は買取より査定額アップとなるケースが多く、かなりお得です。新品購入予定がある方には最有力候補でしょう。また、店舗によっては買取強化キャンペーン(◯月はエレキ強化など)をやっているので、タイミングが合えば査定額アップが狙えます。
- デメリット: ノーブランド品に関して言えば、島村楽器側で再販しにくいと判断されると安値になりやすいです。特に新品を買わず買取のみ利用する場合、他の専門業者より高額になるケースはあまり多くないかもしれません(ユーザー満足度も3.05/5と平均的)。また店舗が近くにない場合は利用しづらいですし、宅配など非対面の買取には対応していません。
島村楽器はこんな人におすすめ
「ギター初心者だけど専門店で査定してほしい」「新しいギターへの買い替えを検討している」という方です。ノーブランドの入門ギターから始めて、次はブランド物にステップアップしたい…というシチュエーションなら、島村楽器で下取りに出すのがベストです。お店によって在庫ニーズも違いますから、「○○店ではノーブランド品はいくら位で置いてますか?」など相談してみると、意外な高値が付く可能性もあります。店舗スタッフとの会話も勉強になりますので、一度最寄りの島村楽器に足を運んでみてはいかがでしょうか。ノーブランドギターでも買取は可能?この記事では売れる条件や買取相場、高く売るためのコツ、ノーブランド品を扱うおすすめ買取サービスまで詳しく解説。手放す前に知っておきたい情報を初心者向けにやさしくまとめました。
まとめ:ノーブランドギターも売れる!まずは気軽に査定を

ノーブランドのギターは、「どうせ値段が付かない」と思われがちですが、状態や売り方次第でちゃんとお金に換えることができます。ブランド品ほど高額にはならなくても、次のギター購入資金の足しになったり、ちょっとした臨時収入になるかもしれません。実際に中古市場では無名のギターでも初心者向けに需要がありますし、捨ててしまうくらいなら売ったほうが断然お得です。
本記事で解説したように、
- ノーブランドギターでも買取OKな店は多いこと
- 買取相場は低めだが、工夫次第で価格アップ可能なこと
- 高く売るには掃除や弦交換、付属品準備など準備が大切なこと
- 売却先はリサイクル店・楽器店・宅配サービスなど様々で、自分に合った方法を選べること
などがお分かりいただけたと思います。

最後にもう一度強調したいのは、「売れるかどうか分からない」と迷っているより、まずは行動してみようということです。幸い今はネットで簡単に無料査定の申し込みができますし、複数社への問い合わせも手間ではありません。査定は無料のところがほとんどですので、ぜひ気軽に試してみてください。思い入れのあるギターなら、できれば次の使い手に託してあげたいものです。売却という形であっても、誰かにとってそのギターが新たな音楽生活のパートナーになるかもしれません。
「ノーブランドのギターなんて売れるの?」という疑問は、本記事を読んで解消されたでしょうか。大切なのはギターそのものの価値を信じてあげることです。あなたのノーブランドギターにも、きっとふさわしい評価額がつくはず。ぜひ本記事を参考に、後悔のない形で手放してみてくださいね。新しいギターへの買い替えを検討中の方も、今持っているギターを有効活用して気持ちよく次のステップへ進みましょう!
いつか誰かがそのギターを手に取り、また音楽を奏でてくれることを願っています。その第一歩として、まずは買取査定に出してみませんか? あなたの行動が、ギターにとって第二の人生の始まりになるかもしれません。ぜひ勇気を出してチャレンジしてみてください。健闘をお祈りしています!

